体調が年々悪化しており、余暇は大抵横になっているので、ゲームが出来ない代わりに漫画を読むことが増えました。
映画はSFやアクションをよく見るんですが、漫画では冒険ファンタジーとかギャグが多いかな。丸い線の絵の作品を手に取りがちです。
週刊連載の漫画はあんまり読みません。バトル物は喧嘩ばっかしてて怖いし、ページ数ドンドコ増えて読むのに時間かかるし疲れちゃう。次回への引きが毎話あるのもストレスで……。未だにドラゴボもワンピも鬼滅も読めてません。
お色気コメディも主人公が浮気者なので無理になりがち。毎話オチが付いてるギャグ漫画なら週刊でもいけるかなー？ボーボボとか珍遊記とか読んでみようかな。
見聞を広げたくて、Twitterでフォロイーが勧めてる漫画とか、広告の漫画とかも読んでみたりしてます。巻数が少ないやつだけね。フォロイーの何かよく分からなかったツイートが実はパロディだったとかが分かるようになって面白いです。
ただまあ、恋愛モノは好きになれる物が少ないなぁ。
「かわい子ちゃんとお近づきになったらそりゃ好きになっちゃうよね」みたいなのって、世間一般的に共感の対象なのかな？下心丸出し主人公、「こいつアホやな～！アハハ……」ってな感じで終われるオチ付いてるタイプのコメディならまだ受け入れられるけど、真剣な雰囲気でやられると全然共感出来ないし、その浅ましさと演出のギャップで脳が混乱しちゃうんですよ！
以前夫が「めっちゃ良かった……」って言ってて読ませてもらったら、全然理解出来なくて混乱した漫画があって。「元々好きなタイプじゃなかった相手だけど、一緒に過ごしている内に好きになった」っていうよくある話の流れなんですがね、ヒーローもヒロインも性格面での魅力が提示されないんですよ。え？これからキャラの掘り下げが始まるってこと？って思い続けたまま２巻を読み終え、結局どこがトキメキポイントやったん！？っと思ってAmazonのレビュー見たら「繊細な心理描写が魅力」って書かれてました。その後なんべんも読み直したけど結局分からんかった……。恋愛以外の趣味的な要素も特になかったし、容姿の良さだけで萌えさすコンセプトやったんかな～。
現実世界においても、性格サイコパスでもイケメンはモテるし、性格面の魅力が無い恋愛漫画でもときめける人は意外と多いのかもな。
作者の魅せたい部分以外を削ぎ落とした結果、私に響く要素が何も残らないって事も時にはあるだろう。
と、頭では一応考えてみるが……容姿以外の魅力が提示されない恋愛漫画……う～ん？珍しい存在な気もする。
あと、Twitterで広告が流れてきたスパダリ系の少女漫画も分からんくて。人気者でイケメンで仕事や勉強やスポーツが達者でお金持ちで……みたいなのって、どこがトキメキポイントなんやろうって。
スパダリモノいくつか読んでみたんですが、スパダリの寵愛を得た後はスパダリを使って邪魔者を蹴散らすとかやり始めて……ときめかなくない？
そもそもトキメキを売りにしてる訳じゃないのかもな。スパダリに愛される女っていう名誉とか、将来の不安が無くなるとか、何でもしてもらえて頑張らなくて良くなって楽とか、社会的な面での嬉しさがメインで、個人的な面での魅力はオマケか…。
逆に、広告で流れてきたBL漫画とかのが意外にときめける物があったりするけど、あれは恋愛じゃなくてスケベがメインテーマのホビー漫画みたいなとこあるからな～同列で語れないね～。
共感出来なくて面白さが分からんこともあるけど、共感出来ても苦手な場合も恋愛漫画には多い。人間関係にフォーカスを当てているタイプの恋愛漫画は、人間の心の醜さが登場しがちやからな～。浮気とかきょうだい間の恋愛とか、怖くて読めない！前の記事にも書いたようなスクールカーストを連想してしまう物も辛くなりがち。
食べ物の好き嫌いは、ほぼ生まれつきの事やと思うんですけど、漫画の好き嫌いは経験によって結構変わるのかなって思います。
多くの人は悲しい話や怖い話も自分に無関係な事であれば丁度良い刺激として楽しむことが出来て、それを「感動」って呼んでいるように見える。超超羨ましい～！
私も皆が楽しんでる物を一緒に楽しみたかった……_( :⁍ 」 )_