それで、GoogleやWikiで気になったことを尋ねてみるのですが、分からない言葉が無限に出てきて無限に辿り続けることになり、結局分からないのです。
世の中には分からないことがめちゃくちゃあり、分からない…うわあ分からない！うわああ！って常日頃なっています。
----以下うわああの例----
リプトンの和梨ティーを飲んで美味しかったのですが、青臭いアップルティーという印象を持ちました。梨って林檎と形似てるけど、やっぱり近縁なのかな？林檎と梨で交配したりするのかな。植物としての性質は？進化の歴史は？と気になり、梨のWikiを見ました。
日本で梨は幸水が一番よく作られていますよ、と書いてありました。しかし私は青い梨の印象の方が強くて。実家では恐らく二十世紀をよく買っていたんだと思います。
夫に「梨の色ってどんなイメージ？」と聞くと「ベージュ？」って答えてたので、確かに多くの人にとっては梨って言ったら赤梨の幸水なんだろうな～。私は幼い頃に「青リンゴって梨とは違うの？」という質問を家族にしたことを覚えています。二十世紀って毛とか斑点が少なくてつるんとしてるから、そりゃごっちゃにもなるわって感じです。
梨と言えばシャリシャリ食感だけど、洋梨はシャリシャリしてないし形も違う。でも香りは似てるし、どっちも梨だから林檎と梨よりは近いんだろうな。
梨は自家不和合性があって林檎と交配することもあるとか。ナシ属とかリンゴ属って書いてあるけど、属跨いだ交配したら、それはどっち属なんだろう？分からん。
梨は花が桜っぽい。バラ科って言うけど、バラとイメージ違うよね。上位分類過ぎて名前とイメージが一致してないのかな。棘はあるみたいだけど……。てか科とか属とか、分け方のルールが分からん。各wikiで統一されてなくない？分からん。
てか植物の進化の歴史ってどうなってんの？植物と言えば種子植物のイメージが強いけど、種子植物以外の生態って全然知らんな。苔とか？藻は？てか植物って何？葉緑素の有無？……は関係なさそうな気がする。葉緑素を持つ動物がいるらしいし。
てか植物と動物以外にも生物いるよな。菌とか？そもそも生物ってなんだ？
生命の起源も諸説あるけど別々の場所で別々の理由で発生したのかも知れんし、起こり得ることは起こるし、気付いてないだけで今も無生物が生物に転じる現象がこの地球上でも起きてるのかも知れん。
分子と生物の境目を見たら何か分かるかな？ウイルスは遺伝子を持つけど生物ではないらしい。自分で増えないから？
あ、「酵素」ってエセ健康食品の宣伝で出てくる謎の言葉という印象を持っていたけど、生体で起こる化学反応に対して触媒として機能する分子のことなんだ。でもwikiだけ見ても酵素が無機物を含むのか含まないのか分からん。まず無機物と有機物の区別も曖昧で、逆に触媒として働く酵素でない分子ってなんだ？え、たんぱく質とペプチドの違いも曖昧だって？
そういえば茸って菌の集まりだけど、カビみたいにぐちゃぐちゃじゃなくて茸の形になるの何で？
そもそも分子同士ってなんでくっついて形を作ってるんだろう？電気？石は切っても石だけど、切ったらもうくっつかないの何で？
……疑問は増えるばかり……。もう何もかも分からん……。
----以上うわああの例----
分子生物学って言う分野があると、最近知りました。面白そう～。
色んな現象が化学や物理で説明されているけど、凡才の人間が進学校でもない高校の授業で身に付けた程度の化学と物理の知識だけでは難しいですね。専攻してみたかったな～。
物事が複雑になると、細かい部分をブラックボックス化して単純に見せかけて理解しようとすることがよくあるじゃないですか。
昔考えてたゲームの設定なんですが、主人公達が宇宙を彷徨って辿り着いた星に、知性を持つ巨人が住んでいる。その巨人は、体が土や植物や動物で出来ている。人の身体の細胞に相当する部分が、それ自体も生物で出来ている。っていうのを考えていました。
その時はそういう設定面白いかなぁ～と思って考えていたんですが、現実に細胞内共生説っていうのがあるようですね。そうでなくても乳酸菌とか身体にいるし、そりゃそうか……ってなりました。面白いも何も、ただの現実だった。
wikiは万能ではなく、怪文書もありますし、そうでなくても新しい発見によって定義が変わったり、今では否定されている事も書いてあったりするし、話半分、参考程度に見ましょうね。
エセ科学には騙されたくないし、科学の知識は大人になってもなるべくアップデートしていきたいですよね～。