2020年6月14日日曜日

GUNDAM

皆見たことあるのに自分だけ知らない作品を見るキャンペーンを個人的に実施してて、機動戦士ガンダム(テレビ版)を見ています。
この前見た新世紀エヴァンゲリオンは、ほーん、なるほどね。これがあの~って感じでしたが、ガンダムはめちゃめちゃ好みだったので大興奮で見ています。めちゃくちゃ面白い。

主人公のアムロ君が賢い所が好きです。咄嗟の判断力が優れていて見ていて気持ちがいいですね。内向的なパソコンオタクっていうのも良いです。やっぱり主人公は応援出来る子じゃないと。

今日はガンダムの21話を見ました。ハモンとリュウが死ぬ回です。
納得感のある話が好きでして、ランバ・ラル絡みのここ数話、めちゃくちゃ面白いです。
ランバ・ラル隊のメンバーは皆真面目で爽やかで、すごい応援したくなる。ラルもハモンも頭良いし面倒見良いし。兵士がホワイトベースに子供が乗っているの見て驚いているシーンも良かったな。
ランバ・ラル隊、結果的に失敗したけど、作戦は悪くなく、引際も弁えてたし良かったです。
「モビルスーツの性能のおかげだという事を忘れるな!」というラルのセリフ、負け惜しみとも取れるけど、ラルの人柄を思うと説得力が感じられてカッコ悪くならない。そしてモビルスーツを捨てて生き延びて、すぐに次の作戦を立てるの、すごいカッコ良いです。最終的な敗因が、アルテイシアと遭遇したせいっていうのも良かった。子供好きのおじちゃん、好きだ……。
21話、ハモンが決死の反撃をする事に決めて、一人一人の兵士に声かけるの良すぎない?こんな上司のもとで働きたいよね。
ホワイトベースの弱点めがけて特攻して行く戦闘シーンもすごい良くて。
アムロ君がお利口に独房で寝てるのも、リュウが無理してブライトに助言しに行ったり、セイラさんやミライさんに根回ししたり、特攻して死ぬのもめちゃくちゃ納得感ある。最後にリュウが死んだことでアムロもブライトも他の皆もわんわん大泣きするところも。それまでに描かれてきたキャラクター性と矛盾ない行動が描かれているの、すごい納得欲が満たされます。

ロボットアニメ、これまで翠星のガルガンティア、アルドノア・ゼロ、新世紀エヴァンゲリオン、と見てきて、ロボット自体に興味を持つことは無かったんですが、ガンダムはモビルスーツの魅力がすごい。
普通の戦闘機とか銃とか、ロボット自体も弾切れしたら格闘し始めたりとか、現実味のある戦いも見せてくれる中で、モビルスーツが重要性を持っているからかな?重力の有無での動かし方の差とかも良かったし。あとは単にデザインが最近のロボと比べてシンプルだから?ガッチリ体型だから?足太いのが良いのかな?わからんけど。とにかくフィギュア欲しくなりました。置き場がないんだよな……また引っ越ししそうだし……電子書籍みたいな感じで電子フィギュアのプラットフォームが流行らないかな。スマブラDXのフィギュアのディスプレイみたいなのがWebサービスで出来たら……。

・・・
最近はアニメでも結構不条理系が勢力強めな気がします。確かに現実の方が理不尽で納得感無くて、精神的な面では不条理系の方が逆に現実味あるとも言えるかもしれないな~なんてことを思ったりします。
東方Projectの秘封倶楽部のお話の中で、蓮子は主観の外に確固たる客観があると考え、メリーは主観だけが現実だと考えていて、メリーは蓮子の考え方を古いと思っている、というようなことが書かれていたと思うんですが、今の風潮は本当にその通りで、ZUNさんは頭良いなあなんてことを思いながら、でも客観を重視する蓮子の方によっぽど共感してしまいます。
そういえば夫は年下ですが結構主観的な人で、今風だなぁと思います。

0 件のコメント:

コメントを投稿