2020年6月18日木曜日

SF Movie

前回のガンダムのように、皆が好きな物を自分も好きだった時すごくうれしいんですが、逆に、皆が好きな物を自分がそこまで好きになれなかった時すごく悲しい。

インターステラー評判良かったし見るか~って見てみたら、なんか評判程感動できなかったことをふいに思い出し。今日は自分が好きになる物、ならない物の共通点について考えることで頭がいっぱいになった。


皆インターステラーはどの辺で感動したんやろ?何か見落としがあるんかな。結構難しいと言われてるみたいやし。

前半の地球にいる間の話は全体的に面白かった。中盤以降も好きなシーンは色々ある。娘ちゃんの成長とか、ロボット君の可愛さとか、マン博士が爆死した後に母船と接続する所とか。
でもなんか……ダレたかな……口喧嘩見るの好きじゃないから?
水しかない星とか氷しかない星とかでテンション下げだったから?
クライマックスであると思われる5次元空間のシーンに現実味を感じられなかったから?

科学的な正しさに拘った!みたいな記事見たけど、科学は科学で楽しいけど(好きな漫画はまんがサイエンス)、映画の楽しみとしては求めてなかったのかな。あまりに現実と乖離してたら萎えるけど、減点対象にはなっても加点対象にはならん……科学は前提やから……。

SF映画で好きやったやつ、エリジウム、オデッセイ、チャッピー、メッセージ、とか。マット・デイモン率高っ。
とりあえずニール・ブロムカンプ監督は好きそうな感じがする。
人の営みや社会システムにフォーカスが当たっている物が多いかなぁ。思えばオプーナもそうやね。
メッセージはこのラインナップやと異色か。宇宙人関連のデザインや落ち着いた雰囲気が好きやった。

あとはアクションがなんやかんや好き感ある。けど相性がある?
実写とアニメなので比べるのも微妙に違う気がするけど、スパイダーバースよりアメイジングスパイダーマン2の方がよりテンション上がったな~とか。
無骨な方が好き?

エリジウムまた見たくなってきた。オプーナ好きにオススメな気がする!
ゴア表現にだけ注意

インターステラー好きだった人の感想少し検索してみたら、「全ては愛♡」「宇宙の神秘☆」みたいなこと書いてあった(:3_ヽ)_ 科学的な正しさに拘ったって言う割に科学的なところに興味ない人にウケているのかな……。それなりにSF見てたら宇宙ってだけで面白がれなくないですか?「ウラシマ効果が面白かった」って感想見たけど、ウラシマ効果を採用している物語は珍しくないし、それ自体では物語の面白さにはならんと思う。そこに絡んで来る娘さんの話が面白いっていうのは分かる。時間差がちゃんと計算されていそうな点については関心したけど。
「気持ちのいい伏線回収」って感想は、五次元本棚のとこ言ってるんだとすると、別に普通ちゃう?展開として驚きはなかったし、肝心なとこでスピリチュアルというか、「想いの力」的な、ご都合主義を感じた。
なんか批判的になってしまったけど映像の綺麗さは言うまでもなく良くて、話も主人公が地球におる間のシーンは好きやったし、3時間のうち1時間くらい楽しかったから、まぁ良かったと言える!
中盤以降についてもうちょい納得感ある好意的な感想が見たいな……。

↓批判的な意見には納得のできる物があった
https://movies.yahoo.co.jp/movie/349221/review/572/

人の感想を見てて、あまり普段お話を読まれない方なのかな?と思うことが時々ある。自分はそこまで映画もアニメも小説も沢山見てないと思ってるんやけど……。「宇宙の神秘☆」も「ウラシマ効果が面白い」も、そういう題材を扱った物語を初めて見た人の初々しい感想と考えると納得がいく。
また、これは今気付いて自分の中でめちゃめちゃ納得したんですけど、伏線回収の面白さは伏線を伏線と気付いていなかった場合にのみ発生するから、伏線張られた瞬間に「これは伏線だな」って分かっちゃったら楽しめないんだよな。本棚で盛り上がれなかった要因はこれかな……。
連載作品の場合は伏線を張ったけど回収できずに連載終了になることあるから、分かってても回収されるとホッとするし、その感覚は好き。モブサイコ100の連載初期、めちゃめちゃ風呂敷広げるやん~と思ってたけど、着々と回収して終わったのめちゃ良かった。

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