2020年7月31日金曜日

YourStory

ちょっと前の記事なんですけど
https://mgkkk.hatenablog.com/entry/2020/06/29/120230
こちらを見て、ドラゴンクエスト ユア・ストーリーのことを思い出した。
ドラクエYSは自意識…ではないような気がする、何と呼ぶべきか分からんけど、ゲームに夢中な状態?が2周目に突入してる人向けかもしれないなって思った。

当時、クソみたいな感想ばっかで嫌だった。Twitterで流れてきた不快感想ツイートをしたアカウントはみんなブロックした。まぁ…良くない点があるのは認めるけど、期待と違ったからって何でも悪意に取るのどうかと思うわ。アイドルマスター XENOGLOSSIAが昔クソクソ馬鹿にされてたのと似てるね。


私はドラゴンクエスト ユア・ストーリーのビジュアルが公開された時に、何故鳥山明風の絵じゃないのかが気になった。DQ5そのまま映画化するなら普通は原作に寄せるわけで、おそらく何らかの理由があるだろうと思った。映画を見たら理由が分かったので納得した。

後半の皆が文句言ってる箇所については、展開が問題なのではなく演出が良くなかった説を推したい。特に件のセリフ「大人になれ」はもっとサラッとテンポ良く言って欲しかったかな……。
これは私の解釈なので本当にそうだって断定できる訳ではないという前置きをしておきますけど。
ラスボスの目的は、楽しんでる人に水を差すことだったので、相手がムカつきそうな言葉であれば何でも良かったが、「当時ドラクエ5を楽しんだ人」に対する丁度良い嫌味としてあのセリフが出たんだと考えている。真剣に言ってるんじゃないし、内容に意味があるのではないと。

映画内でもドラクエ5は懐かしい物として扱われていたのだから、暴言も懐かしい物で何らおかしくないし、私はあのシーンは「あー昔そういうこと言う人いたよね~」って懐かしんだんですが、でもそれって「そういうこと言う人達が昔いたこと」と「でも今はそんな世の中じゃないこと」を「皆知っていること」だと考えていたから至れる解釈なのかなと思う。それって結構難しいよね…。
件のセリフについて当時のレビューでちょいちょい見た「えっ、そんなとうの昔に終わった議論を今更!?」っていうのは、前提を2番目まで持っている人の感想じゃないかなと思った。ようは、それらの前提は共通認識ではなかったってことなんだけど、でもそれって映画内で説明するようなことでもないしな。作ってたスタッフにさえ共有されてたか疑問。

大衆向けの作品としては「誰から、どう見られるか」の視点が足りていなかった所はあるのかも知れない。

映画は上映時間に限りがあるから難しい。見る側が知識とやる気を持って、よーく見つめてようやく楽しめるような作品は多い。
アメリカのSFなんか意味深であればあるほど「俺は分かってるゼ☆」なドヤ顔レビュー書かれるやん。(←真に受けないでね。)

実のところ、私は映画っていう表現方法がそんなに好きじゃない。意味深が発生しがちだから。(以前どっかでも書いたので覚えている人がいるかもしれないけど、私は意味深が嫌いです。)拘束時間も長くて疲れるし。非日常感を味わいたいならお芝居の方が好きかな~。

って話が逸れた。

ドラクエYSはドラクエ5やってない方が楽しめるっていう感想も見たけど、私の解釈が正しければ、むしろドラクエ5をやったことある上で、昔も今もゲーム大好きで、ゲームを取り巻く環境の変化について知っている人が楽しめるので、堀井雄二さんが良い映画ですって言ってたのは納得する。絵も綺麗だし懐かし楽しい映画です。
XENOGLOSSIAみたいに後年再評価されることもあるかもね。


↓これはこんなレビューがあったよっていうメモ
https://jp.ign.com/dragon-quest-your-story/37171/review/


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