2021年12月1日水曜日

PoPoLoCrois memories

ナル笛の思い出話。

「ポポロクロイス物語 〜ナルシアの涙と妖精の笛」

2018年5月にサービス開始。

ポポロクロイス物語2の続きの話ということで、ピエトロ主人公の新作として期待する人もいたが、ミニスカートを着用したヒロインのナルシアはキャラ崩壊であると言われたり、ゲームシステムはオルタンシア・サーガの使い回しで、対人のギルドバトルは優しい世界観のポポロクロイスに合わないという声もあったりした。

サービス開始してみると不具合が多発し、ストーリーでキャラクターモデルの表示が崩れたり、各キャラクター専用のストーリーでフリーズした。

ストーリーはこれまでの「子供が主人公」の過去作品とは毛色が違っており、賛否両論があった。(整合性が取れていないところがあると言う人がいたが、それは過去作もそうなので今更である。)

また、ポポローグ初出のキャラクターがかなり変わっていて、ピエトロとも出会ったことがないことになっていたりもしたため、ショックを受ける人がいた。

シナリオライターはポポロやったことないんじゃないか?と言われ始め、脚本家の藤咲さんのツイッターに初代ポポロクロイス物語以外遊んだことがないと書かれプチ炎上した。(後に違うと判明。また、ゲームのストーリーにも原作者の監修は入っている。)

初めて開催されたフレンドとの協力イベント「ガミガミワールド」は、アイテムが消失する不具合で仕切り直しになった。

これもポポロクロイスと受け入れる人もいたが、ユーザーは日に日に減ってしまった。第二回ヴァルナス杯では下位のカテゴリが中止になったし、9月に開催されたガミガミワールド3の時点でアクティブユーザーは5000人程度という噂が流れた。

11/1から運営がSEGAからepicsに移管されることになった。このゲームの出来が良くないのはSEGAのせいなのではないかと言う人がいて、移管を歓迎する声もあった。

移管前にはイベントがぎゅうぎゅう詰めに開催された。移管メンテナンスにはハロウィンイベントが重なっていたが、メンテナンス終了時間は告知されていなかった。移管メンテナンスには丸2日かかった。いつ終わるのか、どんな状況なのかお知らせがないままログイン出来ない時間が続き、ユーザーは不安を感じた。この時点で引退する人も多かった。

移管後、一風変わったお知らせが公開された。
https://twitter.com/popolo_PR/status/1058192548773199872?s=19

運営移管後、ギルド戦で頻繁にフリーズするようになり、キャラクターが生きているのに出撃出来ない不具合もあった。

他にも、異なるキャラクターモデルが表示されたり、掲示板の書き込み後にメッセージが反映されないといった不具合も発生していた。その後のメンテナンスでも不具合は中々改善せず、さらに引退者が増えた。

そんな状況で、イベントの開催が告知された。少し前にやったばかりの焼き増しイベント、「ジェシカと魔法のポーカー」だった。
移管後には新イベントが来ることを期待していたユーザーはがっかりした。
致命的な不具合を直さないまま、ギルド戦の勝敗が絡むイベントが開催されることを良く思わない人もいた。

ポーカーイベントには仕様変更があった。
・今までのイベントは台詞付きのプロローグとエピローグの寸劇があったが、今回はなくなっていた。
・ポーカー専用クエスト(40APで4個程度ポーカーチップがドロップ。1日30個上限あり)がなくなった。代わりに、成長素材クエスト(時間制限あり。開始するのに「ギルダの鍵」が必要)でポーカーチップがドロップする仕様になった。(15APにつき1個程度)
・上記に伴い、成長素材クエストの解放時間が15分から10分に短縮された。

この変更に対し「魔法のポーカーといえばいつもポーカーチップを集めるのに苦労をしていませんか?」というお知らせが公開され、ユーザーの神経を逆撫でした。妙に馴れ馴れしい文言と顔文字を含むお知らせが起因となり、Twitterやゲーム内の要望掲示板が荒れた。

11/14、船団戦のフリーズバグが改善された。そのお知らせは翌日の11/15に公開された。残っていたユーザーはホッとした。代わりに、クエストがフリーズした際に再起動でクエスト再開できない不具合が追加された。

ブレイブストーリーが限定SSRのみのキャラクターが追加され、サブアカウントでリセマラする人が増加した。

そんなこんなで開始半年の状況はグダグダで、すぐサービス終了するんだろうなって思ってたけど、最終的にサービス期間は3年を超えた。

あれから不具合も地道に修正され、少ないながらも新イベントが追加された。ユーザー不利な仕様は、ユーザーに歩み寄る内容に少しずつ変更された。

イベントでストーリーの補完やキャラクターの掘り下げをしながら、メインストーリーも完結にまで辿り着いた。

ビジネス的な面では最初の数ヶ月で終了だったわけだけど……ここまで続けたのって、たぶん作品愛だったのかなって思っている。

最初はバグが多かったし、ポポロが好きでこのゲーム始めた人には伝わらなかっただろうけど、オルサガを元にした船団戦は、ガチでもガチじゃなくても楽しめる良いシステムでしたね。

あとはやっぱり、船団チャットやフレンドとのエールでの交流が楽しみで続けられた。それってゲームの楽しみじゃないけど、ゲームが繋いでる繋がりだからねー。ウマ娘とかはフレンドとコメント送り合えないからさ。ナル笛の良いなと思った所でした。

最近はエールあまりできてなかったけどね~。フレンドさん達と最後の挨拶しました。


そういえば好きだったポポロ二次創作の人達、ナル笛やってる人少ないよな~。初期にやめた人多い。そういう人ってポポロ自体の二次創作もあんましなくなっちゃって。現役で追えてないってなると熱量下がっちゃうのかもねー。

次回作も楽しみにしています!

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